PPSナンバーを取得する方法!アイルランドで働くための手続きを理解しよう!

PPSナンバー取得 アイルランド生活情報

こんにちは。アイルランドの語学学校ISE(@IseJapan)です。

この記事では、アイルランドに学生ビザ、または、ワーホリビザで滞在の方で、お仕事をしようと考えている方に向けた情報として、「PPSナンバー」についてまとめています。

まだ具体的に仕事について考えていなくても、事前に知っておくことで手続きもスムースです。是非ご確認ください!!

この記事を書いているアイルランドの語学学校ISEとは・・

✔︎ 1997年創立

✔︎ 政府認定校

✔︎ ダブリンとウォーターフォードにキャンパスのある学校

✔︎ 日本人割合3%以下

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Instagram: @ise_japan

仕事をGETしたらまずやること

アイルランドで仕事が決まったら、次はPPSナンバー取得手続きの予約をしましょう!

PPSナンバー

PPSナンバーとは、Personal Public Service Number (PPSN)のことで、日本で言うマイナンバーのようなものです。

国が社会保障や税の情報を管理しやすくするためのナンバーで、たとえ留学生であっても、お仕事をするのならば発行してもらわなければならないものになります。

PPSナンバー取得手続き

このPPSナンバー取得のためには、Intreoというところでの手続きが必要になります。

1. 手続き予約

Intreoに行くには必ず予約が必要です。

PPSナンバーの取得についても、GNIB登録同様、予約が必要です!

予約はMyGovIDでアカウント作成が必要です。

PPSナンバーリンク
出典:https://services.mywelfare.ie/ (右上の”Login with MyGovID”から入って、”Create Account”からアカウント作成画面に行けます。

アカウントを作成できたら、PPSナンバーの案内ページに進み、予約を取ります。

予約がすぐに取れればいいのですが、場合によっては20日も待たないといけないなんてこともあったりします。

ひとまずお仕事が決まったら、あれこれと準備をするより先にこの予約をしてしまいましょう!

2. 書類の準備

PPS手続きに向けて、次にやっておきたいのは、「レター」の準備です。

そもそも、PPSナンバーの取得には、

  1. 住所証明
  2. ID(パスポート・IRPカード)
  3. PPSナンバーが必要な理由

を提示しなくてはいけません。

そこで、1と3については、雇用主にお願いしてレターを発行してもらう必要が出てきます。(他の手段で住所証明をすることもできます。)

慣れている雇用主なら、パッと手紙を発行してくれますが、時間がかかる場合もあるので、手続きの予約日についても伝え、レターの発行をお願いしておきましょう。

「PPSナンバーの取得は仕事が決まってから」と言うのは、雇用主からの手紙が必要だからなのですね!

3. Intereoにて手続き

書類

外国人登録の際はGNIBに行きますが、PPSナンバーの取得にはIntreoというところに行きます。

ダブリンで手続きを行う場合はPernell Street(パーネル・ストリート)の支店になります。

Parnell Streetと言っておきながら、入り口はKing’s Inns Streetの方にあります(EURO GIANTの向かいです)。

受付で、予約の詳細をプリントアウトしたものを渡し、アポイントがあることを伝えましょう。

自分が向かうべきブース(デスク)の番号を知らされるので、渡された記入用紙に必要事項を記入して呼ばれるのを待ちます。

用紙には名前や住所、電話番号などの基本情報と合わせて、なぜPPSナンバーが必要なのかも記入します。理由については、”to work”とでも書いておけば大丈夫です。

手続きはGNIB登録同様、複雑なことはありません。

ブース内で係員の人に必要な書類(パスポート、IRPカード、レター)を見せ、簡単な質問に答えていきます。

途中たくさんの質問が書かれた紙を渡され、そのうちから2つの質問に答えるように言われたりもしますが、これは「秘密の質問(万一の時のためのキーワード)」を決めているだけです。

携帯電話のナンバーをチェックする場面もあったりするので、携帯も忘れず、充電も十分にしていきましょう。

最後に証明写真を撮り、署名をしたら完了です。

あとは郵送にてPPSナンバーの通知(3、4日以内)とカード(10日以内)が送られてきます。

PPSナンバーがないと?

取得手続き自体は簡単なPPSナンバーですが、もしも、「仕事を始めたけどPPSナンバーなんて知らなかった・・」とか、「そんな手続き必要ないからやらない!」なんてことになっていた場合、一体どうなるのでしょうか?

Revenue登録ができない!

冒頭でも書いてた通り、PPSナンバーとは税の情報を管理するためのナンバーです。

そのナンバーを持たないということは、「税の情報をうまく伝えられない」ということになります。

PPSナンバーを取得したら、今度はRevenue(税務署)にその番号を登録しなくてはいけません。

アイルランドで働く以上、留学生であっても、収入があれば所得税のようなものを払う必要が出てくるのですが、その情報管理をきちんとしてもらうために、Revenue(税務署)にPPSナンバーの通知が必要になるのです。

Revenueの情報とPPSナンバーがきちんと紐付けされないと、お給料にはEmergency Taxと言うものが適用されることになります。

Emergency Tax

Emergency Tax(エマージェンシー・タックス)は、正確な課税額がわからないので、とりあえず50%ぐらいで税を徴収しますよというものです(場合により課税の割合が低い場合もあります。)

せっかくのお給料が半分になってしまっては辛いですよね。

・・ということで、

PPSナンバーの取得をしたらRevenue登録!!

ということになるのです。

仮にEmergency Taxがかかってしまっても、Revenueでの手続きがちゃんと済めば、余計に取られてしまった分のお金はちゃんと返ってきます。

・・それでも、余計な手間が増えないよう、初めから段取りよくしておくのがいいですね!

というか!職場からもPPSナンバーを提出するよう求められるはずなので、ナンバーは必須です!!

おさらい

ということで、ここではPPSナンバーについてまとめてみました。

仕事が決まったら、ますはPPSナンバーの予約を入れましょう!

できるだけ早くから動いておけた方が、その後の手続きがスムーズです。

以下にも簡単チェックシートをのせておきますので、是非ご参考に♪

お仕事をゲットしたら・・
✔︎ PPSナンバーの取得予約
✔︎ 職場にレター発行のお願い
✔︎ 予約日にIntreoにてナンバー取得手続き
✔︎ PPSナンバー受け取り(PPSナンバーカード受け取り)
✔︎ RevenueにPPSナンバーを通知(オンライン可)

段取りよく行動し、アイルランドで働くという経験を精一杯楽しみましょう!

※ 手続きの詳細については、担当者などによって多少変更がある場合もあるかと思います。最新の情報に注意し、係員の指示をよく聞き手続きを行ってください。


ISEはアイルランドのダブリンウォーターフォードにキャンパスのある語学学校です。

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