GNIB?外国人登録って何?【2022.3更新】

ISEアイルランド アイルランドの学生ビザ

こんにちは。アイルランドの語学学校ISE(@IseJapan)です。

※この記事は、学生ビザまたはワーホリビザでご留学の方に向けた内容となっています。

アイルランドの学生ビザやワーホリビザについて調べたことのある人なら、GNIBだとか、外国人登録なんて言葉を見聞きしたことがあるかと思います。

このサイトでもアイルランド留学とビザのカテゴリー内で何度も登場してきているワードです。

・・そう、それはつまり、この「GNIB」も「外国人登録」も、これから長期留学する人たちは必ず知っておかなければならない用語だということなんです!

この解説をしているアイルランドの語学学校ISEとは・・

✔︎ 1997年創立

✔︎ 政府認定校

✔︎ ダブリンとウォーターフォードにキャンパスのある学校

✔︎ 日本人割合3%以下

Twitter: @IseJapan
Instagram: @ise_japan

アイルランド留学とビザ

これまでに留学したことのある人なら、長期留学 = 日本でビザを取得 + 渡航というイメージが持てるかと思います。

留学をする場合、大抵の国では、現地申請もできるにしろ、日本からオンライン申請などでビザの準備を進め、ビザを受け取ってから渡航するというのが一般的な流れです。

しかし、アイルランドは少し違っています。

アイルランドのビザは現地手続き必須

ビザ申請

アイルランドも渡航前から日本で準備を進めていくという点は他の国のビザと同じですが、現地でも手続きの必要があることを覚えておかなければなりません。

ビザ申請「準備」は日本から

学生ビザで8ヶ月のアイルランド留学を考えている場合は、通う語学学校を決め、学校から入学許可証を受け取っておいたり、滞在期間をカバーする保険に加入している必要があります。

ワーキングホリデーで1年の滞在を目的にアイルランドに渡航する場合は、日本にいるうちから申請を済ませ、保険の加入や顔写真付きのワーホリ許可証の取得などをしておく必要があります。

そして、アイルランド入国の際には、それら準備した書類を提示し、入国審査を受けることになります。

アイルランドのビザ登録手続きは現地でするとしても、入国前からの準備は必須です。特に学校許可証がないままに入国してから学生ビザへの切り替えは、少し手続きが複雑になるので注意してください。

入国時の滞在許可は3ヶ月

ポイントとなるのはここから!

学生ビザでの「8ヶ月」の滞在を目的としていても、ワーホリビザでの「1年」の滞在を目的としていても、アイルランド入国の際にパスポートに押されるスタンプの期限は90日間です。

よって、その90日のスタンプの期限が切れる前に現地にてビザの申請(=スタンプの切り替え)をする必要があるわけなのです。

そして、その手続きこそがGNIB登録、または外国人登録と呼ばれるものです。

ちなみに、このGNIBとは、Garda National Immigration Bureauのこと。

アイルランドのビザ関連の情報集めをしていると INIS (Irish Naturalisation and Immigration Service)というのも目にするかと思いますが、INISはビザや市民権関連を取り扱うところで、GNIBはその元でビザと出入国管理をしています。

要は、INISもGNIBも入国管理局であるわけです。

 学生ビザ取得のもっと詳しい解説はこちらも:

申請の流れ

それでは、ここからは、そのGNIB登録(外国人登録)の流れを見ていきますが、学生ビザの申請でもワーホリビザの申請でも、まずすべきは予約になります。

予約:電話予約

ダブリンに住む人INIS Registration Appointment Booking Systemのページにも案内があるように電話予約が必要です。

今まではオンラインでの予約が必要でしたが、2022年1月から電話予約に変更になっています。

(ちなみに電話はフリーダイヤルです。)

ダブリン以外の地域に住むは、Garda station(警察署)に電話またはメールをして予約をする必要があります。詳しくはこちらのリンクをご確認ください:Information on registering if living outside of Dublin

電話をかけると、自動音声の後、担当につながり、氏名、生年月日、国籍、メールアドレス、パスポート番号等を伝えると予約が取れるようになっています。

メールアドレスを伝えるのは難しいですが、慌てず丁寧に伝えましょう。

メールアドレスを伝えるとき、

@マークは at(アット)

(ハイフン)は hyphen(ハイフン)または dash(ダッシュ)

_(アンダーバー)は underscore(アンダースコア)あたりで通じるはずです。
※@マークはat sign(アットサイン)とも言えます。

いくつかアドレスを持っているなら一番簡単なアドレスを伝えるのが便利かもしれないですね。

予約のための電話は月曜〜日曜の9時〜17時の時間帯で受付されます。

予約をとったらGNIB

予約がとれたらいよいよ登録オフィスまたは警察署にて手続きです。

ダブリンで手続きをする場合は、Burgh Quay Registration Office(住所:13/14 Burgh Quay, Dublin 2)に行って手続きをすることになります。

基本的には係員さんの指示に従っていけばいいだけですが、登録の際には€300(約40,000円)をカードで支払う(現金払い不可)必要がある点、登録カード発行のための写真撮影があることを覚えておきましょう。

IRPカード

必要書類を提出し、無事手続きが終わると、パスポートには新しいスタンプが押され、学生ビザの8ヶ月、ワーホリビザの1年がようやく有効な期間として証明されることになります。

そして、そのスタンプに加え、IRPカード(旧GNIBカード:2017年12月まではGNIBカードというカードが発行されていました)が発行されます。

このカードには、名前や顔写真、ビザの種類も表記されます。

仕事に就く時等にも、このカードを提示し、ビザの有効性を証明していくことになるので、IRPカードはとっても大事なカードになります。

ビザの種類はStamp表記

ちなみにですが・・IRPカードに示されるビザの種類はStampで分類されます。
スタンプの種類は全部で10(Stamp 0, 1, 1A, 1G, 2, 2A, 3, 4, 5, 6)。

学生ビザはStamp 2(またはStamp2A)、ワーキングホリデービザはStamp 1に分類されます。

アイルランドで仕事探しをする際、求人情報でStampの指定もあったりするので、自分のStampがどれかを理解しておくと便利です。

カードの紛失注意!!

GNIB登録(外国人登録)を済ませ、パスポートには新しいスタンプ、IRPカードも無事受け取りとなれば、ビザの申請にかかわる手続きは全て完了となりますが、先に書いた通り、IRPカードはとても大事なカードです。

アイルランドから海外旅行する際にも、アイルランドに再入国時に必ず提示を求められるものでもあります。

しかも! もし万一、カードを紛失し、再発行をするとなると、再び€300を払う必要があるようです!

lost

ビザの有効期限内の再発行であっても€300だなんて、なんだかヒドイ気もしますが、そんなことになってしまったら大変!

盗難・紛失には十分気をつけてください。

また、万一に備えて、発行してもらった時に、スマホで撮影してデータを残しておいたり、コピーをとっておくことをおすすめします。

(LCCなどで海外旅行の機会が増えれば、それだけ盗難のリスクも高まります!他人事とは思わず盗難被害に遭わないようくれぐれも注意してくださいね!)


ISEはアイルランドのダブリンウォーターフォードにキャンパスのある語学学校です。

アイルランドへの留学をご検討中の方は、是非お気軽にお問い合わせください。

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(ビザの情報含め、学校・コースについて日本人スタッフよりご案内します!!)

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